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パンドラムと宇宙精神病

TUT●YAで「パンドラム」という映画を借りた。

バイオハザードⅣのポール・W・S・アンダーソン。監督はドイツ人のクリスチャン・アルヴァート。

近未来に環境破壊で完全に荒廃した地球からタニスという惑星への移住計画を立てた人類が、6万の人間と2000万の動植物を詰め込んだ「ノアの方舟」で新天地を目指すお話。

近い将来、このままでは地球はダメになっちゃいますよ系の映画化と思って見ていたのだけど、実は長期間にわたる宇宙旅行で発生する「パンドラム」とう病気(二重人格のような症状)の宇宙病が乗組員に発症して船内がパニックになっていくという密室スリラーでした。

すごくよくできているなと思ったのは、このパンドラムという多重人格のような症状は、長い宇宙船生活の中で捕食者と食糧のような生態系が作られることによる進化という位置付けである事。

もちろん実際の多重人格と全くのかかわりはないが、環境によって人間が役割を作り出して変化していくという一種の病理学的なリリシズムを感じました。

これ以上書くとネタバレになってしまいますので控えますが、最近CG一辺倒という印象だったSF映画が「しっかりとサイエンスフィクションしているな」と感じた一本でした。

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